日本海側のメタンハイドレート

2015年02月02日 18:51

2015年4月 講師:山崎祐介(国立富山高等専門学校名誉教授) 場所:未定

日本は、海底地下資源メタンハイドレートで祖国を資源大国にできる大きな可能性があります。

日本政府も動き出しました。過去最大規模の予算を投入し、太平洋側のメタンハイドレート開発をさらに進めることに加え、

日本海側では2015年度まで集中調査を実施することとし、2020年代の前半にはメタンハイドレートの商業生産を開始することを最終的な目標としています。

国家戦略として急ぐ計画で、2018年度をメドに採掘方法を含む技術基盤の確立を目指し、2020年代の半ばには民間企業が商業生産を開始できるようにすること

を目標にしており、太平洋側の砂層型と日本海側の表層型の開発を並行して進める方針です。

私は、この問題は大変重要なことだと思っています。以下の項目について、できるだけ分かり易く話しますので、是非お聞き頂きたいと思います。

〇石油等のように使い切りのエネルギーでなくて、ほぼ無限に使えるメタンハイドレートとはどんなものか

〇表層型メタンハイドレートが日本海側に最近多く見つかった経緯

〇表層型メタンハイドレート採取方法はどんなものか(現在未解決)

〇商業生産に向けての課題(既得権益との闘い、地震誘発・地盤沈下の可能性、地球温暖化への影響、領土問題)